訪問診療の活用方法

 ご自分で通院できなくなった方に対して在宅医療支援をしています。家にいながら視診・聴診・触診などの一般的な診察や血液尿検査、超音波検査、細菌検査などの検査を受けることが出来ます。処方箋も発行できますし、訪問調剤を利用すればご自宅へお薬の配達も可能です。

 在宅酸素療法や中心静脈栄養、持続導尿、胃瘻の管理にも対応しています。

 必要があれば、病院で精査や入院加療の手配も出来ます。

 

 基本的に月2回の訪問診療をします。料金は1割負担の方で概ね月7千円程度です。往診の回数が増えたり検査や治療の費用が増えても1万2千円が上限として定められています。

 医療をどう活用するべきか?

 良い治療をうければ元の健康を取り戻せるのならば話は簡単です。けれども障害や後遺症を抱えたり、現代の医学では治せない病気を煩うと、病気と共に生きなくてはならなくなります。

 リスクを負っても完全治癒を求めて手術や闘病にのぞむべきなのか?このまま薬やリハビリをしながらつきあっていくべきなのか?

 少しでも長く生きられるように先端の医療を受けて闘病を続けるべきなのか?苦痛を強いられる治療はやめて、毎日を穏やかに過ごすことを目的とするべきなのか?

 

 どういう人生を送るべきなのかは本人にしか答えられませんが、納得できる治療を受けられるように支援します。

どうやって最期を迎えるべきなのか?

 障害とともに生き、障害とともにこの世を去らなければなりません。

 ピンピンコロリという言葉がもてはやされる昨今、そのために医療とどう付き合うのかを考えて行く必要があると思います。

 とても難しい問いです。どうやって最期まで生きるのかを答えさせる問いなのです。

 死という最大の障害を目の前にしたとき、あなたは何を考え、何を望むのでしょうか?その答えに沿うのが私たちの役割ですが、変わりに答えることは出来ません。

 一緒に考えて、揺れ動きながらもそのとき考える最善の道を一緒に歩きたいと思います。